2009年7月2日木曜日

カンナとアゲハチョウ

蝶は”無音のかそかな生命体”

花が咲けば蝶が来る、昔も今も

なぜか、万葉集には蝶の歌は一首もないとのことです。

蝶のように無音に終始する生き物は、いくら美麗であっても
歌心を誘う対象とはならなかったようです。

旧仮名遣いでは「てふ」と、蝶々は「てふてふ」・・・・
でも読み方はどちらも、チョウチョウ

蝶の詩では安西冬衛の短詩が有名
「春」の題名で

”てふてふが一匹韃靼海峡を渡っていった”
この詩人は、まだ二十代の青年、直前に右膝の重い関節炎
を患って一脚を失ったそうです。対照的な詩の内容!蝶にはとてつもない力が潜んでいるのかもしれません!
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